2018年10月21日 日曜日

永遠の0

eiennozero
観てきました
今日は月曜日という事もあってか映画館はガラガラ、お客さんは7、8人ぐらいしか居なくて、まるで貸切のよう、なんとも贅沢な映画鑑賞になりました。

百田尚樹氏の本はまだ読んだ事が無かったのですが、どんなタッチで零戦を通してあの戦争を描くのか大変興味がありました。

で、個人的な感想ですが
あの時代日本の青年がどのような価値観を持って生きていたのか戦争の現実とはどんなものなのかなどよく描かれていたと思います。
CGも良く出来ていました。最近の映画はどこがCGなのか全く判らないですね
ホントにすばらしい!

後半では、徐々に点と点が結びついていって、そしてまさかの展開があり
ストーリーも良く出来ていたと思います。
百田さんはもともと放送作家だったそうで、ストーリーも流石ですが
難なく映像化が出来たのも道理ですね。

 ー ー

山崎監督のCGクリエーターとしてのセンスの良さは抜群だと思いますが
実は一人のスカイフリークとしてはちょっと物足りなさを感じたのも事実です。

空中の透き通った空気感、そこから見下ろす素晴らしい自然景観
その中を思いのままに飛び回る心地よさ
これは撮影ロケーションを工夫すればもっと豊かに表現できたし、また順光と逆光を効果的に使い分けすれば感動的なシーンももっと多く作れたはず。
それに戦闘シーンでは、もう少し戦術に添ったリアルな操縦アクションをクローズアップすると臨場感が高まったでしょう。

ジブリの宮﨑駿監督は「空ものファン」のつぼを知っている人で、この辺りの表現は実に巧い
ま、ジャンルも違うので比較対象として相応しくないと言えばそうですが
「空もの」に関して、プロと言える感性を持っている業界日本人は、残念ながら他には見当たらない
どうしてかな..

 ー ー

この作品は、主人公が貫こうとした「生き方」とはどんなものだったのか
そんなテーマを軸に、今、私達はどう生きるべきかを投げかけているのだと思います。

戦争中の話は両親やおじいちゃんやおばあちゃんに聞かされた事はありますが、今日の映画を観て、戦後の私達は、戦争に身を投じた多くの若者やその家族が被った大きな犠牲の上に立って生きているのだなと改めて感じた次第
もしあの若者達が今の日本を観たら、彼らにはどんな風に映って、いったい何を思うのでしょうか。

個人的には、とても前向きな思考を頂けたと思う
この映画は観て良かった
他の映画監督でなにやら吠えている人もいるようですが、僕はお薦めします。

打ち明けてしまいますが、この映画を観に行った理由は
涙をいっぱい流してストレスを発散したかったから

僕は人前では泣けない性格なので...

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