2018年12月14日 金曜日

半導体の世界売上高が過去最高を記録

LSIJC
米SIA(Semiconductor Industry Association)の発表によると、2013年における半導体の世界売上高は対前年比4.8%増の3055億8000万米ドルとなったそうです。
これは過去最高で、業界悲願の3000億米ドルを初めて突破した事になります。

僕達は半導体市場に深く係る企業ですが、残念ながらこの話とは裏腹に、市場が賑わっているとはとても感じられません。昨年、半導体の売り上げを支えたのは、クラウド市場の拡大による影響が大きいのです。クラウドを支えるハードは「ストレージ」これがハードディスクからシリコンに代わりはじめていて、そのニーズの拡大に加えて、これ迄の古いシステムの置き換え需要も後押ししたと考えられます。また、携帯電話、タブレットの普及でハードウエアそのものに組み込むシリコンのニーズが拡大、そしてそれらの端末にはクラウドの活用は欠かせないものである為にその相乗効果が半導体市場を支えたのです。

さて、なのにどうして僕たちにはその活気が感じられないのか...。それは、日本におけるカスタムLSIの市場が活発ではないからです。この市場はそれを供給する大手半導体メーカーサイドでも「ネタ切れ」がおきているのが現状。カスタムLSIの開発に巨額の予算を投入しそれを回収するという元気のいいアプリケーションが減ってしまったという訳です。新しい半導体のリリースが多ければ僕たちの出番も増えるのですが、残念ながら昨年はそのような市場ではなかったという事でしょう。

では、どうすれば市場の回復がなされるのでしょう。
解は「誰かが市場を創る」しかありません。

今後の日本の半導体メーカーは市場をどのような方向へと誘うのか大変興味はありますが、正直なところまだそれに期待出来る段階ではないというのが個人的感想です。ですがイメージセンサが強いように、出来るだけ多くの競争力のある半導体がこの日本から創出されて欲しいと強く願うものです。さて、今後の半導体市場にいかなる未来が待っているのか、いずれにしても僕たちは確りと地に足をつけてそれを受け止めたいと思う次第です。

元気をだせ、日本の半導体市場!
創れ新たな市場!

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